モテる柴犬と嫌われる柴犬
柴犬にも、相性があります。散歩コースで出会う犬たちとの反応を一目見れば、すぐにわかります。ある犬には知らんぷりをするのに、別の犬には大喜びで近寄って、挨拶をします。尻尾を振り、口角を引き上げて笑います。じつに楽しそうです。
では、犬の相性には何か決め手となるのでしょうか。人間の場合と同じく、答えるのは難しいです。大柄な犬と小さな犬が、仲よしだったりします。身体の大きさが違っていても、気が合う犬たちは友達同士になります。
ただ、一般に、パートナーは自分の犬の大きさと同程度の犬に近づき、引き合わせることが多いです。小型犬を、大きな犬に近づけさせる人は、めったにいません。それで、大きさが似かよった大たちが知り合う機会が増すことになります。その分、相性のいい犬の数も増え、結局、大型犬は大型大同士、小型犬は小型犬同士が仲よくなるのです。
身体の大きさがほぼ同じであれば、遊ぶときの手応えもぴったりしてきます。犬たちは一緒に走りながら、身体をぶつけ合って友情をたしかめ合います。もしくは、友好的なムードをつくり出します。そのとき、大きさがかなり異なれば、小型犬は「乱暴にやるなよ」と思うし、大型犬はずっしりと重い手応えが得られず、つまらなくなるものです。犬の追いかけっこに熱が入らず、そのうちにやめてしまいます。
柴犬のボディランゲージも関係する
相性は、また、柴犬のボディランゲージとも関係してくるでしょう。柴犬は自分の感情や気分、個性を隠さずに身振りで表します。耳や尻尾の動かし方。歩き方などから、犬同士はたちまち相性を見抜き、お近づきになりたい犬には喜びの声を上げて、接近して行きます。
気が合うかどうかの相性よりも、好きか嫌いか、柴犬の好みのほうは人間の目にもわかりやすいです。柴犬にも、異性に対する好き嫌いの感情はあります。まず、人間の世界でいう趣味の一致が、条件の一つです。自分と同じ趣味を持つ犬であってほしい。たとえば、ボールのとり合いっこが大好きな柴犬は、自分と同じようにたくみに相手をしてくれる犬を大事にします。
遊びの種類(趣味)が、好き嫌いを決める一つの要素であることは間違いありません。
柴犬の行動ぶりも重要
そして、もちろん、行動ぶりも重要です。偉そうに吠えかかる犬は、人気がありません。吠えられたほうは顔をしかめて、「なんだ、こいつは。苦手だな、あっちへ行こう」と退散します。次からは、その犬を敬遠して接触を避けるようになるのです。相手かまわず吠える犬は、犬社会の鼻つまみで、相手にされないのです。
そんな犬は、ほかの犬たちに対して、つねに上位に立ちたがっています。犬社会の序列を犬とのおつき合いのときにも求めてくるのです。早い話が、子分をつくりたいのです。また、家来になることに快感を覚える犬も、いることはいます。そういう受身の犬と出会うまで、彼は吠え続けるのでしょう。
柴犬の異性の好みは、どうも容姿とは関係なさそうです。犬の社会の美の基準は、人間とは異なっているからです。人は見栄えのいい純血種をつくり出したと思っていますが、柴犬の場合は、たとえドッグ・ショーで優勝したオス犬であっても、メス犬たちにもてるとは限りません。鼻が押しつぶされたブルドッグのような顔でも、もてる犬はもてるのです。
外見でなければ、何か好き嫌いの目安になっているのでしょうか。私は匂いである可能性が非常に高いと思います。柴犬は嗅覚を利用して、好き嫌いの判断を下しているのかもしれません。
相性には臭いが深く関係している
ネズミの世界では、ここまでは究明されています。ネズミでは、遺伝的に近いかどうかは、匂いの中に現れてくるといいます。難しい言葉でいえば、主要組織適合性複合体(MHC=メジャー・ヒストコンパティビリティー・コンプレックス)が匂いと関連し合っているのです。遺伝的にあまりにも近い動物同士が交尾すると、奇形が生じます。そこで、近親か近親でないか見分ける必要があるのです。そのとき、ネズミでは匂いが信号になっているようです。主要組織適合性複合体が匂いと結びついているために、ネズミでは一個体一個体の匂いが違っているといいます。その匂いをかぎとれば、遺伝的に遠い異性を獲得し、交尾することができるのです。
人間でもMHCによる匂いの違いが好みにかかわっているという報告があります。鼻のきく犬同士は、お互いの匂いの差を人間以上にはっきり感じとっているはずです。その匂いが、好き嫌いを決める一つの重要な情報源になっている可能性はかなり高いです。
今のところ、まだ解明されていないものの、犬の匂いが好かれるための重要な要素かもしれません。そうであれば、外見がみすぼらしくてもメス犬に好かれるわけが判明します。そのような犬は、じつに魅力的な体臭の持ち主なのかもしれません。
なぜ我が家の愛犬が良い子になれたのか
ハッキリ言って、我が家の柴犬も初めはどうしようもない「ダメダメ犬」でした。
人や他の犬に唸るし、吠えるし、トイレは覚えないし、色んな物を破壊しまくるし、ドッグランに行けば「何だよ、柴犬来るなよ」的な感じがヒシヒシと伝わってくるほどでした。
そんな「ダメダメ犬」が、みんなから「柴犬なのになんて賢いんだ!」とまで言われるようになりました。結局、お利口な犬になるかならないかは犬の問題ではなく、しつけの仕方の問題だったんですよね。
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