動物病院でのお別れ
ひと昔前は犬の死は、ごく身近にありました。道の脇で死んでいるもの。農家の軒下で身体を横たえ、息を引きとるもの。ごくありふれた、日常の風景のひとこまでした。
しかし、現代は違います。人の生活が豊かになるにつれて、犬はそこら辺にいる動物からペットに昇格しました。そして今、家族の仲間である家庭犬は、その死を惜しまれ、天国へ旅立っていくようになりました。
現代では、人間の死さえも、人々の目に生々しく映し出されることはなく、人間は病院で死ぬ時代です。家族は、死から隔離されるので、肉親の死とまともに向かい合うことから逃れられています。
家庭犬のほうは、どうでしょうか。これも、人間の場合と同様です。病気にかかれば、動物病院で死を迎えることもできます。とくに独り暮らしの社会人や、共働きの夫婦であれば、病犬の面倒をみる時間のゆとりはないかもしれません。
遅かれ早かれ、病犬を動物病院に預けることになります。しかし、別れの日まで、できる限り自宅で介護したいものです。犬は、愛してくれる人のそばにいるのが、一番幸せなのだから。
患うこともなく、住みなれたわが家で天寿を全うする犬もいます。そのとき、家族は初めて死に直面するのです。狼狽せずに、静かにそれを受け入れましょう。
最期の日を自宅や動物病院ではなく、動物愛護センターで迎える犬たちは、不幸というほかありません。収容期間(一般に六日間)にパートナーや里親が現れるか、老人ホームの慰問に役立てようと引きとられない限り、彼ら
は七日目には殺処分されるのです。炭酸ガスを吸わされ、約三〇分後には呼吸が停止、死体は骨状になるまで、高温で焼却されます。
殺処分される犬の多くは、捨て犬です。物を買う感覚で、流行りの犬を選び、「飼う」のにあきれば、簡単に捨ててしまうのです。ともに暮らしていれば犬は家族のはずです。だれが家族を見殺しにしようと思うのでしょうか。2009年の
一年間に、動物愛護センターに収容された犬は約九万匹にも上り、そのうちの約七割は殺処分されたそうです。
パートナーの意思で、犬の死を申し出るケースもあります。そのほとんどは、病に冒されている犬たちです。ことに末期がんや重度の糖尿病の場合、目は見えず、排便はコントロールできず、下半身はマヒして動けなくなります。もちろん、そんな犬たちは苦しみます。しかも、手術を含め、あらゆる治療を試みても、回復の見込みがない場合があります。
そうであれば、苦しみから解放させたい。病犬のパートナーが、こう判断するのも当然なことといえるかもしれません。なかには、寝たきりの犬のおむつを替え、流動食を与えて二年間、介護した例もあります。そのうえで、安楽死を決断するのです。犬の苦しみをとり除くのは、すでにパートナーの愛だけでは足りず、死、以外にないのです。獣医師は、その選択を尊重し、大に安楽死の処置を施します。
その一方で、安易に安楽死を求める人もいます。庭の大小屋に年老いて動けない犬を放置し、入浴もさせません。犬の毛や身体にはノミやダユがたかり、皮膚病を起こして異臭を放っています。面倒がみきれない、と獣医師に安楽死を訴えるのです。
「安楽死をお願いします」と言われたとき、ある獣医師はこう聞き返すといいます。「薬殺していいんですね」と。「安楽死」は耳に心地よい言葉で、人は罪悪感を覚えにくいものです。たしかに、麻酔剤を多めに注射して行なわれるので、犬は苦痛を感じることもなく死ぬことができます。しかし、薬で殺すことに変わりはありません。深く考えもせずに安楽死に飛びつく人は、薬殺という言葉の持つ現実味にたじろぎ、思いとどまるといいます。
柴犬のお葬式
犬の死後の扱い方は、人それぞれ違うと思います。地方自治体に依頼することもできます。それぞれの地域の清掃課に連絡すると、役所が収集して、ほかの動物たちの死体と一緒に火葬します。ただし、自治体によってはゴミと同じ扱いになるらしいです。
家族の一員であった犬を、粗大ゴミのようには処分できないと思います。その場合は、埋葬か火葬を行ないたいです。
犬は、法律上、人間にはできない埋葬も許されています。庭に埋めることです。庭のある人は、その一角にIメートル以上、深く穴を掘り、段ボール箱に犬と思い出の品を入れ、埋葬しましょう。浅く埋めては、異臭が漂うし、はかの動物に荒らされかねません。
火葬の場合は、専門の業者(ペット霊園)が応じます。合同火葬(複数のペットと一緒に行なう)、個別火葬、立ち会い火葬があり、犬の身体の大きさによっても料金は異なってきます。小型犬の合同火葬の費用は、一万円程
度です。火葬後に、ペット霊園によっては遺骨を納骨堂に納めたり、墓地に埋葬したりします。もちろん、お骨の返却も要求できます。
ペットロス症候群
愛犬の死後、パートナーはひどくショックを受け、生きる気力さえ失う人がいます。そのさまざまな死の受けとめ方を、ペットロス症候群と呼んでいます。
愛する犬が日常の生活から消えてしまうのは、たしかにかなしいです。「おはよう」と挨拶して、手をかんだり、顔をなめたりする犬はすでにいません。心から嘆き悲しむのは、ごく当然のことです。
では、どうすれば立ち直れるのでしょうか。一つには、もう一度、犬と暮らすことを提案します。二度と同じ苦しみを味わいたくない、と思うかもしれません。しかし、犬の一生とつき合った経験を生かし、またもう一匹の犬を幸福にしてほしいのです。
前回の体験があれば、問題が起こったときにも対処しやすいはずです。それに、犬は永遠の子どもだからです。犬の心の純粋さは、おとなになっても失われません。あなたの信頼を裏切ることなく、人間側の幸福も約束されるのです。
もう一つの選択肢は、ボランティア活動です。たとえば、見捨てられた犬の里親を探したり、犬たちを連れて、老人ホームを慰問したりするボランティア組織があります。そんな動物愛護団体に加われば、再び犬と接触でき、その活動により、かなしい喪失感もやがていやされるはずです。
なぜ我が家の愛犬が良い子になれたのか
ハッキリ言って、我が家の柴犬も初めはどうしようもない「ダメダメ犬」でした。
人や他の犬に唸るし、吠えるし、トイレは覚えないし、色んな物を破壊しまくるし、ドッグランに行けば「何だよ、柴犬来るなよ」的な感じがヒシヒシと伝わってくるほどでした。
そんな「ダメダメ犬」が、みんなから「柴犬なのになんて賢いんだ!」とまで言われるようになりました。結局、お利口な犬になるかならないかは犬の問題ではなく、しつけの仕方の問題だったんですよね。
ダメダメな私(と我が家の柴犬)が劇的に変われたのは、「イヌバーシティ」という教材のおかげです。この教材と出会わなかったらずっとダメダメ飼い主とダメダメ犬だったでしょう。
「イヌバーシティ」の公式サイトの動画を見たり、利用者さん達の体験談などを見るとわかるんですが、「我が家の柴犬以上のダメダメ犬」までもがお利口になっているんです。たくさんのダメダメ犬がお利巧になっているのが確かな教材の証です。
イヌバーシティは愛犬の問題行動を何とかしたい、今以上に愛犬と豊かな生活を送りたいという人にオススメのしつけ教材です!
しつけ教室に通ったり、預託訓練をお願いするよりもずっと効果的で、はるかに安くしつけが完了しますよ!
どんなダメ犬でも劇的にいい子になる方法
イヌバーシティー
今一番売れてるベストなしつけ教材
|
森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法
この教材もかなりオススメ!
DVDとテキストを使ってしつけ方を勉強したいという人にオススメなのがこの教材です。
|
何でも揃う、犬のための通販ショップ
ペット用品通販【ペピー】
愛犬の豊かな生活のためのお店です
|
必ずおさえておくべき柴犬の飼い方としつけの基本中の基本はこちら >>
ツイート