
フリスビーが苦手な柴犬もいる
市販の柴犬の遊び道具は、ダンベル、ボール、骨の形をしたナイロン裝のオモチャ(犬のチューインガム)、フライング・ディスク(フリスビー)が主なものです。このうちフリスビーは、向く柴犬と向かない柴犬がいます。すべての柴犬には狩猟本能があるので、目の前を飛んでいく獲物(フリスビー)を喜んで追いかけ、飛びつき、口にくわえて捕らえます。狩猟本能は、遊びをすることで満たされるわけです。ただし、フリスビーはキャッチするときに不自然な体勢になりやすいので、ケガをしやすいのです。
また、骨が細い犬は、飛んできたフリスビーをジャンプしてくわえ、着地したとたんに骨折しかねません。
フリスビー以外にも、ゴム製の円錐形をしたオモチャがあります。たいていの柴犬は、これらが好きです。投げると、不規則にころころとはずみます。意外性のある動き方をするので、しばらくの間、柴犬は遊び飽きません。
オモチャは壊れにくく、柴犬がのみ込めない大きさのものを選びましょう。小さいボールでは、口でキャッチした拍子に、柴犬はのみ込んでしまい、のどをつまらせることに、なりかねません。
市販のもの以外でも、役に立つオモチャを作ることができます。結び目をつくった古タオルは、引っ張りっこに最適です。ホースを、犬は喜んで噛みます。ただし、人の匂いのついた古着や、もうほかなくなった靴は向きません。柴犬が、新品の服と古着を区別するのは難しいからです。パートナーの匂いが残った古い衣類を与えたら、次には椅子にかけた真新しい上着をかしり出すかもしれません。靴にしても、彼らは靴で遊ぶのが大好きなので、ふだんからあなたが柴犬にくわえさせたくないものは、きちんと保管しておく必要があります。
柴犬はなぜかじるのが好きなのか
私は愛犬の柴犬に、いろいろな硬さのボールを与えています。見ていると、よくかみしめ、ボールの感触を楽しんでいます。柴犬は本当に、物をかしるのが大好きです。そのわけの一つは、口が手の代わりを果たしているからかもしれません。
柴犬は、手(前足)の動きが不器用です。ボールを両手でつかまえようとしても、人間のように指先を使ってギュツと握りしめることができません。それなら、口のほうが手っとり早いというわけです。それで、パクッとボールをくわえてしまうのです。
遊びで狩猟を疑似体験させる
また、口の中の歯は、野生の頃には強力な武器となりました。オオカミ時代では、集団で獲物に飛びつき、のどにガブリとかみつきました。この狩猟体験を、柴犬は遊びで再現しているのです。柴犬の遊びのほとんどは、狩猟を模倣しています。古タオルをくわえてから振り回すのも、捕らえた獲物ののどにくらいついて、深手を負わせようとしている行動です。
なかでも、ボール遊びは狩猟時の全過程が楽しめます。あなたがボールを投げると、その獲物に向かって柴犬は全速力で追いかけていき、口でキャッチしてかみしめます。ついで獲物をパートナーのもとに持ち帰れば、柴犬は獲物の追跡、捕獲、回収、と三段階を味わうことができるのです。
子供の柴犬の場合、狩りの遊びのほかに、生理的な欲求があります。とくに、乳歯が抜けて永久歯に生えかかる生後3か月頃の子供の柴犬は、歯がむずがゆく、ときには痛いのです。それで、ボールなどをかんで、不快感を消そうとします。そのためにも子供の柴犬には丈夫で安全なオモチャを与え、心ゆくまでかませてあげましょう。
子供の柴犬のそばを離れるときには、感電しないよう電気コードのコンセントを抜いておくべきです。ほかにも、かじられては困るような思い出の品とか大事なものは、子供の柴犬が成長するまで棚の上に載せたほうがいいでしょう。
いちばん好きなオモチャ
かんで楽しむボールは、何種類か用意しておきたいものです。我が家の愛犬の柴犬には、テニスボールからゴムまりのような柔らかいものまで、いくつか与えています。
すると、子どもと同じで、おとなにとっては何の変哲もない一つのボールだけに固執するのです。子どもがクマやブタのぬいぐるみよりも、ボロボロになったお人形が一番好き、ということはよくあります。柴犬もそうなのです。おそらく、気に入ったかみごたえのあるボールが最高なのでしょう。
柴犬にとって一番大事なオモチャは、特別なごほうびとして人間側が管理しておきたいです。たとえば、「おいで」などの基本訓練ができたときに、ごほうび(大好きなボール)を渡して人も柴犬と一緒に遊ぶのです。ごほうびをもらえれば、柴犬も訓練を受けるのが楽しみになります。
柴犬のオモチャは箱にしまい、人がきっちり管理すべきだとの意見もあります。こうすれば、人がリーダーの立場を保てる。これが、その理由らしいのですが、私は、メリハリさえつければいいといラ考えです。
まず、柴犬が一番好むオモチャは、本棚の上など高いところに置いておきます。我が家の愛犬の柴犬の場合、ゴム製のふわふわしたボールがお気に入りです。かむと、「フィーン」と音がするので、最初は怖がりました、今ではこれが最も夢中になる一番のオモチャです。
ひとり遊び用のオモチャ
そのほかのオモチャは、いつでもひとり遊びができるように部屋に置いてあります。遊びの中で、ひとり遊びも大切なものです。つねに、柴犬の近くに人間がいられるわけではありあせん。留守をするとき、仕事をしたいときなどに、ひとり遊びができない柴犬だと困ります。我が家の愛犬の柴犬は、家族全員が忙しいときには、ひまつぶしに大きめのボールで遊んでいます。
そのうちに、やはり音の出るボールが欲しくなって、そのオモチャが保管されている部屋に入ってくるのです。棚をじっと見上げ、「取って!」と訴えます。そうはいっても、人はいつも柴犬とおつき合いできるわけではありません。我が家の柴犬は基本訓練をすませているので、拾い食いをしなかった日には、ごほうびに音の出るボールで遊び相手になるのです。
ダンベルのほうは、我が家の柴犬はひとり遊び用のオモチャとは捉えていないようです。引っ張りっこをしてもらいたいときには、口にくわえて私の前に現れます。「引っ張ってよ」と、催促するのです。柴犬はこのように、自分から遊びを誘ってくることもあるので、人が管理しないオモチャは、つねに部屋に置いておき柴犬が好きにできるようにしておきたいところです。
なぜ我が家の愛犬が良い子になれたのか
ハッキリ言って、我が家の柴犬も初めはどうしようもない「ダメダメ犬」でした。
人や他の犬に唸るし、吠えるし、トイレは覚えないし、色んな物を破壊しまくるし、ドッグランに行けば「何だよ、柴犬来るなよ」的な感じがヒシヒシと伝わってくるほどでした。
そんな「ダメダメ犬」が、みんなから「柴犬なのになんて賢いんだ!」とまで言われるようになりました。結局、お利口な犬になるかならないかは犬の問題ではなく、しつけの仕方の問題だったんですよね。
ダメダメな私(と我が家の柴犬)が劇的に変われたのは、「イヌバーシティ」という教材のおかげです。この教材と出会わなかったらずっとダメダメ飼い主とダメダメ犬だったでしょう。
「イヌバーシティ」の公式サイトの動画を見たり、利用者さん達の体験談などを見るとわかるんですが、「我が家の柴犬以上のダメダメ犬」までもがお利口になっているんです。たくさんのダメダメ犬がお利巧になっているのが確かな教材の証です。
イヌバーシティは愛犬の問題行動を何とかしたい、今以上に愛犬と豊かな生活を送りたいという人にオススメのしつけ教材です!
しつけ教室に通ったり、預託訓練をお願いするよりもずっと効果的で、はるかに安くしつけが完了しますよ!
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