
柴犬のブラッシングとその効果
野生動物がそうであるように、犬の祖先たちは自分で身づくろい(グルーミング)をしていました。からまった毛を足でかいたり、舌を使ってなめたり、口でかんだりして、たった一着しかない自分の毛皮のコートの手入れをしていました。
現代の犬たちは、そうはいきません。長い問、人間が行なってきた選択交配のおかけで、犬は大変身しました。先祖のオオカミとは別犬のような、ロングヘアの長毛種も登場しました。柴犬も例外ではありません。彼らは、とても自力で身だしなみを徹底させることができず、パートナーの手を借りることになりました。
犬のグルーミングには、ブラッシングとコーミング(櫛ですくこと)、トリミング(毛を刈ること)、シャンプー(入浴)、耳や足の爪、歯の手入れと、四段階になります。
グルーミングを面倒に思う必要は、まったくありません。力まかせにせず、やさしく、かつ、てきぱきと行なえば、柴犬はその時間を楽しむようになります。なぜなら、パートナーとふれ合うことができるからです。毛にブラシをかけたりすることは、一種のスキンシップです。柴犬はその間、パートナーを独占できるのです。そのうえ、撫でてもらえるのだから、悪い気はしません。
まず、ブラッシングからお話しします。用意したい道具は、次のとおりです。
- 【獣毛ブラシ】獣毛ブラシは身体の汚れを落としたり、毛並みを整えたりするのに使います。
- 【スリッカー・ブラシ】スリッカー・ブラシは針金状の金属に植わったブラシで、毛玉をとり除くのに便利なものです。
- 【ピン・ブラシ】ピン・ブラシは金属製のピンがついていて、抜け毛を落としやすいです。片方がピンーブラシ、もう一方が獣毛ブラシになっている両面ブラシもあります。
ブラッシングの効果
ブラッシングは、見た目を美しくするばかりでなく、柴犬の健康を保つための作業でもあります。ほぼ毎日ブラッシングしなければならないわけではありませんが、ブラッシングをしないと毛玉ができやすくなります。毛玉ができれば、皮膚が汚れて皮膚病の原因にもなるのです。
それに、ブラシをかければ、その刺激で血行がよくなりますし、健康状態もチェックできます。皮膚のはれや発疹などを発見したら、獣医師にかかりたいところです。ノミとり用コームを利用すれば、寄生虫も退治できます。
柴犬の換毛期は、年に二回あります。一般に春と秋で、この季節を迎えると毛がどっと抜け落ちます。ただし、それ以外の時期でも人間の髪と同じく、毛は少しずつ抜けています。
ブラッシングは定期的に行なう必要があるわけで、私かいつも利用しているのは手袋型のブラシです。手にはめると、手のひら側かラバー製で、突起がたくさんついているのです。これでうちの柴犬を撫でると、抜け毛が突起の間にからまってとれるのです。けっこう効果的なので、ブラシと併用してはどうでしょうか。
ブラッシングのやり方も道具も、犬種によって変えたほうがうまくいのです。柴犬の場合はもつれ毛を、スリッカー・ブラシですきます。次に、獣毛ブラシで丁寧にブラッシングします。尻尾の柔らかい毛は金櫛ですきましょう。
健康な時の柴犬の体臭を覚える
皮膚に寄生虫がついていれば、入浴することで駆除できますし、皮膚病の予防にもなります。とはいえ、一般に柴犬の匂いが気になって、頻繁にシャンプーすることが多いと思います。
ここで知っておきたいのは、あなたの柴犬のふだんの体臭と、病気による異臭です。この二つを区別しておく必要があります。健康な柴犬には、柴犬らしい体臭があります。これは、おもに毛をおおっている皮脂の匂いで、柴犬好きにとってはなんら不快感を覚えるものではありません。
一方、皮膚病など病気にかかっているときの体臭は臭いです。悪臭が鼻についたら、動物病院で診察してもらう必要があります。柴犬の病原菌は、日本のような高温多湿の地域では、とくに夏に増殖しやすいのです。パートナーはそれを悪臭としてかぎとり、病気のサインをキャッチする必要があります。
柴犬のしぜんな体臭でも、我慢できない人がいます。そんな人が家族に一人でもいれば、柴犬はしょっちゅうシャンプーされることになります。しかし、あまり頻繁に入浴させると、毛はパサパサして艶がなくなります。そればかりか、柴犬の皮膚にいる細菌の微妙なバランスを崩しかねないので、かえって皮膚病にかかりやすくなるのです。
皮膚の表面に生息している細菌や分泌される脂は、柴犬に害を与えるものではなくむしろ身体を守っています。毛をおおっている皮脂も、皮膚の脂も、雨や寒さから身体を防御しているのです。
そこで、入浴の頻度は一か月に1〜2回。夏でも一週間に一回以上、身体を洗う必要はありません。酷暑のときは一週間に一回にし、ふつうの暑さでは二週間に1回にとどめます。その間は身体を蒸しタオルでふくだけで十分です。
なぜ我が家の愛犬が良い子になれたのか
ハッキリ言って、我が家の柴犬も初めはどうしようもない「ダメダメ犬」でした。
人や他の犬に唸るし、吠えるし、トイレは覚えないし、色んな物を破壊しまくるし、ドッグランに行けば「何だよ、柴犬来るなよ」的な感じがヒシヒシと伝わってくるほどでした。
そんな「ダメダメ犬」が、みんなから「柴犬なのになんて賢いんだ!」とまで言われるようになりました。結局、お利口な犬になるかならないかは犬の問題ではなく、しつけの仕方の問題だったんですよね。
ダメダメな私(と我が家の柴犬)が劇的に変われたのは、「イヌバーシティ」という教材のおかげです。この教材と出会わなかったらずっとダメダメ飼い主とダメダメ犬だったでしょう。
「イヌバーシティ」の公式サイトの動画を見たり、利用者さん達の体験談などを見るとわかるんですが、「我が家の柴犬以上のダメダメ犬」までもがお利口になっているんです。たくさんのダメダメ犬がお利巧になっているのが確かな教材の証です。
イヌバーシティは愛犬の問題行動を何とかしたい、今以上に愛犬と豊かな生活を送りたいという人にオススメのしつけ教材です!
しつけ教室に通ったり、預託訓練をお願いするよりもずっと効果的で、はるかに安くしつけが完了しますよ!
どんなダメ犬でも劇的にいい子になる方法
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