
食事は動物性タンパク質をおさえる
若者とお年寄りの食事が異なるように、高齢犬には若き日の食事内容とは違うメニューを用意してください。その際、動物性タンパク質と脂肪を減らすのがポイントです。
牛肉や脂身のあるブタ肉など高タンパクの食事を与え続けると、腎臓に負担がかかります。腎臓は、血液中の老廃物を濾過して尿とともに排泄するほか、摂取しすぎた糖や塩分などの有害物質も、尿として排出します。その腎臓の機能が、動物性タンパク質のとりすぎによって阻害されるので、老齢犬はとくに尿毒症にかかりやすくなります。この病気になると、老廃物が排出されず、体内に大量にたまってしまいます。その結果、嘔吐、痙攣、出血が起こり悪化すれば、死に至ってしまいます。
恐ろしい尿毒症を念頭において、良質のタンパク質を少量とりたいものです。たとえば、あなたの柴犬が年齢を重ねるにつれ、魚を好むようになれば、小骨をとって少量与えます。肉類は老犬になったら、控えめにします。また、年をとると腸の消化吸収能力も衰えるので、消化のよいごはんに、塩分をかなり制限したシチューがよい組み合わせかもしれません。シチューの中身は、肉を少なめにする代わりに野菜を多く入れることがポイントです。
ドックフードのドライタイプには、高齢犬用のものがあります。塩分や脂肪分などが低めで、これを利用しながら、少量の手料理をプラスしていきましょう。
柴犬の成人病
犬の成人病は一般に、七、八歳をさかいにその発生率は増加します。かかりやすい病気は、糖尿病とがん、心臓病です。
まず、糖尿病。遺伝に加えて、肥満やストレスなどがあると発病します。のどか渇くので水を多く飲み、オシッコやおもらしを頻繁にするようになります。よく食べるのに、体重が減ってきます。ときには、瞳が白っぽくなり白内障も伴うことがあります。
こんな症状が見られたら、すぐに獣医師にかかりたいものです。早期治療を心がければ、犬は炭水化物と脂肪の少ない食餌療法で快方に向かうはずです。
がん(腫瘍)は五歳頃に発病することもありますが、がんの手術を受ける犬のほとんどは10歳以上です。最近の動物医療の発達に伴い、がんも治るケースが増えてきました。まず避妊手術を受けなかったメス犬は、乳がん(乳腺腫
瘍)にかかりやすいです。腹部のしこりを手で感じとれれば、動物病院で診察を受けてください。
オス犬の場合は、肛門周囲腺腫というがんが多く見られます。肛門の両側に腫瘍ができると、排便をいやがったり、排便時に悪臭がしたりします。
心臓病で多いのは、フィラリア性のものです。寄生虫のフィラリアが肺動脈をつまらせ、心筋梗塞のような発作を起こすのです。
獣医師に往診を依頼する
犬の成人病は、症状が軽いうちに治療すれば、その分、回復串は上昇します。そこで、犬の主治医である獣医師とのおつき合いが、重要になってきます。
子犬時代では、主にワクチンの予防接種のために病院を訪れているはずです。その頃からのおつき合いなので、獣医師も顔見知りの犬の身を気づかい、あなたにこう勧めるはずです。「年齢を考えますと、そろそろ糖尿病やがんのチェックが必要ですね」と。この指示にしたがって、年老いた犬の面倒を大切にみてください。
それでも、年に勝てず、犬はある日、急にぐったりとして元気を失うかもしれません。そんなとき、往診してもらえればありかたいです。獣医師に前もって、往診が可能かどうか確認しておきましょう。
往診の場合は、治療費のほかに当然、往診料が加算されます。また、自宅での診療の結果、ただちに検査が必要と判断されたら、あなたの柴犬を連れて帰ることになるでしょう。
犬が散歩をいやがり、一日中、部屋で寝ている姿を見ると、否応なしに死を考えざるを得なくなります。若い頃に比べ、体力の衰えは隠せませんし、あんなに食いしん坊だったのに、食事を残すようになってきます。
愛する犬の寿命がつきるときを、迎えたくない。自分の大切な大が存在しなくなる事態を、想像したくない。こう思うのも無理はありませんが、問題をひとりで抱え込まずに、獣医師に相談したほうがいいと思います。よい獣医師であれば、やがて訪れる犬の死にどうとりくめばいいのか、アドバイスをしてくれるはずです。
人間は、死を恐れます。自我も肉体も失われる極限状況が、恐ろしいからです。では、犬のほうは死をどう捉えているのでしょうか。
犬は、人間とは違う動物です。パートナーを日頃、よく観察し、想像力を働かせて、あなたの次の行動を予想することもできます。たとえば、リードの置いてある部屋にパートナーが行けば、犬は散歩の時間だと頭を働かせ、ひ
と足先に玄関であなたを待つかもしれません。
このように想像力は決してないわけではありませんが、犬を含めて動物は、抽象的な概念を持ちません。持つ必要性がないといってもいいと思います。「毎日をパートナーと一緒に、楽しく暮らせればいい。」それが犬の本望だと思います。犬たちは、身近に迫る自分の死を思いわずらうことはないのです。したがって、死を恐れることもないのです。
なかには、こう反論する人がいるかもしれません。猫は、自分の死期が近づくとそれを悟り、家から離れて死に場所を探す、と。これはどう考えても、人間側の解釈だと思います。猫は、自分の死を意識しているわけではないはずです。むしろ、苦しみを感じているはずです。肉体的な苦痛を覚えるので、それを癒したい。腹痛がすれば、冷たい地面に寝そべり苦痛をやわらげようとします。それで治れば、また自分の家に戻る。そんなことをくり返すうちに、ある日、縁の下で冷たくなった猫の死体を発見することになるのです。死に場所を探し出すというより、苦痛から逃れたいための行動ではないでしょうか。
猫と違って、単独生活を送らない犬の場合、群れの仲間である家族とともにいたいはずです。そして、いたわりの言葉を受ければ、精神的な苦しみは軽減されるのです。しかし、肉体的な苦痛は消し去りがたいです。私たち人間ができることは、彼らのために痛みを緩和させる薬を動物病院で入手することではないでしょうか。
なぜ我が家の愛犬が良い子になれたのか
ハッキリ言って、我が家の柴犬も初めはどうしようもない「ダメダメ犬」でした。
人や他の犬に唸るし、吠えるし、トイレは覚えないし、色んな物を破壊しまくるし、ドッグランに行けば「何だよ、柴犬来るなよ」的な感じがヒシヒシと伝わってくるほどでした。
そんな「ダメダメ犬」が、みんなから「柴犬なのになんて賢いんだ!」とまで言われるようになりました。結局、お利口な犬になるかならないかは犬の問題ではなく、しつけの仕方の問題だったんですよね。
ダメダメな私(と我が家の柴犬)が劇的に変われたのは、「イヌバーシティ」という教材のおかげです。この教材と出会わなかったらずっとダメダメ飼い主とダメダメ犬だったでしょう。
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